サンタクロースラリーは不発に終わった。しかし1月の米国株は、株高の傾向が強まる季節性のアノマリーがある。いわゆる「1月効果」である。米経済指標で景気の強さを示す内容が相次げば、今週のS&P500は上値をトライする展開が予想される。しかし、強い経済指標は金利の上昇リスクを伴う「諸刃の剣」でもある。今週も長期金利にらみの状況が続こう。