最初は笑って見てられる。 でも途中から、これはドイツ映画の傑作「帰ってきたヒトラー」と同じなんだ、とわかってくる。
言い換えれば「勝った方が正義」。 そして、大抵の場合、力が強い方が勝つ。 これは昔も今も変わらない。 この映画に出てくる侵略者たちの行為には、反吐(へど)が出そうになる。
「資本主義の社会で、人は何らかの役割を演じる」――。トニー・レオン演じる稀代の詐欺師チン・ヤッインが、凍りつくような冷徹な眼差しで放つこの台詞は、本作の背後に流れる近代経済システムという巨大な舞台装置の不気味さを一瞬であぶり出している。画面を埋め尽く ...
迫力のVFXとサウンドで、サバイバル・スリラーとしてはけっこう良い線行ってます。 それだけでも良かったのに、と惜しまれます。 残念ながら、こじらせまくった父子関係、特に理不尽なほどマッチョを求める父親像と、それでも修復と和解にこだわる息子にゲンナリ。
ベトナムに従軍した海兵隊員の罪と罰と… 実在したアメリカ人の苦悩を塚本晋也監督が映画化するという前提からしてグッと惹きつけられる企画。日本だって加害と被害を通過した国だ。
クジラに飲み込まれた男は果たして脱出できるか、という単純だが、これまでに見たことないシチュエーション。それだけに先が読めず、ハラハラし面白かった。
被害者遺族が元少年たちを赦すフリをして復讐する話かと思ったら違ってた。 本当に赦そうとがんばっていたんだ。それが大事な人の言っていた言葉だったから。 真犯人のおじいさんが「あの言葉」をつぶやかなかったら・・・ ...
11月6日に全国公開される『3ミリの恋』を一足先に鑑賞してきました。10月21日にユナイテッド・シネマ豊洲において完成披露上映会があり、主演の黒川想矢、同じく主演のキム・ジアン、脇を固める早瀬憩、パク・ジファン、大谷亮平、そして監督の全辰隆(チョン・ ...
期待しすぎたかなぁというのが、素直な感想。綾野剛の演技に星プラス! 綾野剛演じる埜本の2人を赦している様子が、何となく空寒い。 そのままストーリーというか、演技に引き込まれていくのだけれど ...
先日、鳥取に旅行に行った際、たまたま倉吉にも足を延ばした。倉吉の旧市街に本作のポスターが多数掲示されており、本作を知った次第。 旅行から帰宅した後に、予備知識ないまま映画を観に行った。 内容的には、タイムスリップものである。
(どちらもグレパのなりすまし変装シーンがあるけど)『ヒットマン』が「なりたい自分のように振る舞えば、それがやがて本当の自分になる」という作品だとしたら、本作は「なりたい自分になるためになりふり構わないでいると、本当に大切なものを失う」という作品だった ...